「しつこい物ごい」も国外退去=ロマ念頭に関連法改正へ−仏
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2010083100064 【パリ時事】ベッソン仏移民相は30日の記者会見で、窃盗やしつこい物ごいを繰り返し、公共の秩序を脅かした外国人について、国外退去を可能にする方針を明らかにした。サルコジ政権が進める治安強化策の一環で、9月の議会に関連法の改正案を提出する。
ベッソン氏と共に会見したオルトフー内相は「パリ市内の窃盗犯の5人に1人、子供の窃盗犯の4人に1人は今やルーマニア人だ」と指摘。法改正が、在仏ルーマニア人の多くを占めるとみられる少数民族ロマを念頭に置いた措置であることを認めた。