伊東市福祉事務所が生活保護の申請に関して事前審査を行っていた問題で、静岡市駿河福祉事務所でも、
厚生労働省から今年1月に是正指導を受けていたことが18日、分かった。
市福祉総務課によると、同福祉事務所では、09年3〜7月に、生活保護の申請相談に訪れた市民に対し、
扶養義務のある親族に援助を求めるよう指示したり、申請の意思を確認する前に求職活動を指示したケースが計10件あった。
同年7月に厚労省が行った監査で発覚した。
是正指導を受け、同福祉事務所は09年3〜12月の相談記録票を再度確認。その結果、新たに8件の不適切なケースが見つかった。
市は、葵、清水の両福祉事務所にも、是正を促す文書を通知。また、相談の内容を書き取る記録票を改め、再発防止を図った。【小玉沙織】
ソース 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100819-00000000-mailo-l22