民主党の旧民社党系グループ(民社協会)は18日、国会内で会合を開き、9月の
党代表選で支持する候補者を決めるための「基本姿勢」をまとめた。独自候補擁立は
結論を先送りした。
基本姿勢は、党綱領の策定▽国家戦略局の設置▽国連と日米関係の深化を基軸とした
安全保障体制の確立▽財政危機の克服▽憲法審査会の設置(始動)▽原子力の
平和的有効活用−の6項目を支持の条件として挙げた。
会合後、記者会見した同グループ会長の田中慶秋衆院議員は「この基本姿勢を推進する
代表を選びたい」と語った。候補者選考は代表選事前説明会のある25日を期限とし
「自分たちの仲間のほか、基本姿勢に理解を得られる人も含め検討する」と述べ、
自主投票は否定した。
同グループは今月3日に独自候補擁立の方針を決めたが、代表選告示まで2週間を
切っても態度を明確にしないため、「菅直人首相再選後の内閣改造・党役員人事を
にらんだ猟官運動だ」(首相支持派のベテラン)との見方もある。
*+*+ 産経ニュース 2010/08/18[19:50:12] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100818/stt1008181934007-n1.htm