★後藤代議士名で妻搭乗 無料航空券を不正使用か
・民主党の後藤英友衆院議員(比例九州)の妻(30)が今年3〜4月、国会議員に
支給される航空機の無料券を使い、複数回にわたって熊本−羽田線に不正搭乗
していたことが17日、分かった。
外部から指摘を受け、同党県連代表の松野信夫参院議員が7月、後藤氏を
事情聴取、不正搭乗を認めたという。松野代表は17日、党本部の枝野幸男幹事長にも
報告した。党県連も調査を進める方針。
熊本日日新聞の取材に対し、後藤氏は「大量購入していた航空会社の株主優待券と
混同し、妻が無料券を使ってしまった。3回目に航空会社から指摘されて分かった。
私の管理責任であり、不適切だった。3〜4月に支給された無料券分は全額返納
しようと思っている」と釈明している。
国会議員にはJRの無料パスや月3〜4往復分の航空機の無料券が支給されるが、
本人以外の使用は認められていない。
松野代表は「後藤氏には『不正搭乗は許されないことだ。詳しく調べて報告してほしい』と
指示したが、今のところ報告はない」と言っている。
昨年夏の衆院選では、後藤氏の出納責任者が公選法違反に問われ、有罪が確定している。
公選法では連座制が適用されるが、後藤氏は当選有効の確認を求める行政訴訟を
起こして争う意向を示している。
http://kumanichi.com/news/local/main/20100818001.shtml