【国際】日本は原爆の被害ばかり強調し、1700万のアジア人を虐殺した事を子供たちに教えなかった-広島式典 欧米主要各紙の反応★4
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そーきそばφ ★:
▼「米国への敵意欠落に驚き」ニューヨーク・タイムズ(米国)
7日付のニューヨーク・タイムズ紙は広島発で、史上初めてとなった駐日米大使の出席が広島にとって、
「オバマ米大統領の訪問への希望をかき立てるものとなった」とのマーティン・ファクラー東京支局長による記事を掲載した。
同支局長は「オバマ氏は核兵器の廃絶を呼びかけたプラハ演説以後、ここ(広島)で高い人気がある」と指摘。
「米国はこれまで、原爆投下について日本に謝罪すべきかどうかという論争が再燃することを恐れ、毎年の式典への出席を見合わせてきた」と説明した。
だが、広島の人々の反応は「そうした懸念を和らげるものだった」とファクラー氏はいう。「ほとんどの人は、米大統領の謝罪を求めないといっている。
むしろ、オバマ氏の広島訪問が核なき世界の理念の実現に役立つのならいささかの慰めになる、というのだ」と伝えた。
米国にとって気になるのは、原爆投下をめぐる米国の責任についての日本の空気だ。ファクラー氏は「一部は依然、
原爆投下は戦争犯罪だと考えているが、主流の意見はもっと複雑である。それは軍国主義の過去への認識からくる」とし、
20人以上へのインタビューのうち、米国は謝罪すべきだと言い切ったのは1人だけだったと、少しばかり意外の念をにじませる。
そして、インタビューに応じた1人の日本人が「日本にも(反省すべき)過去がある。例えば真珠湾攻撃だ」と述べたことを紹介した。
ファクラー氏は広島での取材で「米国に対する敵意のほとんど完全なまでの欠落」を見た、と結論づけ、そのひとつの理由は、
日本人が感じている、そちらも悪いがこちらも悪いというような「道徳的両義性」にあるのだろう、と分析している。(ニューヨーク 松尾理也)
(終)