9・14民主党代表選をにらみ、党内で菅直人首相(63)に批判的な勉強会が相次いで誕生している。
特に、小沢一郎前幹事長(68)や鳩山由紀夫前首相(63)を支持するグループの中核が集まった
「09政権マニフェストの原点に返り『国民の生活を守る』集い」(代表世話人・山岡賢次副代表)は、
第1回目の会合で約150人の参加者を集め、反菅の“総本山”とも言われている。
仕掛け人の1人である小泉俊明衆院議員(53)を直撃した。
−−菅降ろしの動きか
「現状を正しく認識するということ。そのために、党の英知を集めて意見を聞こうという集まりだ」
−−参院選を総括する両院議員総会で、執行部を北朝鮮に例え退陣を促した
「サッカーで例えれば、自民党は一度もボールに触っていないのに、勝手に何発もオウンゴールをたたきこんだ。
昨年の衆院選で308人が当選した。これが民意だ。ところが、その誰ひとりにも相談せず、
総理と官房長官、幹事長ら党執行部で消費税上げを含み、マニフェストをすべて変えた。
民意から離れ、北朝鮮と同じ独裁体制のようなことをしてしまった。むしろ北朝鮮から『俺たちのほうが民主的だ』と反論がくるかもしれない」
−−執行部は退陣すべきか
「今回の敗戦は、普通の負けではない。ねじれで予算以外は通らなくなり、
日本の動きを完全に停止させた。『変えて欲しい』という国民の期待を受けて政権交代したのに、
法案を通せないため変えられない状態になった。万死に値すると思う。これに対する国民へのけじめを取らないで、
一体どうやって責任を取るのか」
−−会の議論のたたき台で、代表の条件に「政策や政局を本質的に理解している」、
「内外の要路に太いパイプを持つ」などが並ぶ。これは小沢氏のことか
「特定の人をイメージしていない。いろんな人が、みんなが知らないぐらいパイプを持っている。
器が大きくて、少なくとも相手のいやがることを言うセンスの悪さがない方だ」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100817/plt1008171237000-n2.htm >>2以降に続く