★社民 児童虐待防止対策を検討
・社民党は、虐待で子どもが犠牲になるケースがあとを絶たないことから、自治体の
職員に対する研修を充実させるなどとした対策を検討し、政府に、その実現を
働きかけることにしています。
大阪・西区のマンションの部屋に、3歳の長女と1歳の長男の遺体を放置したとして、
23歳の母親が死体遺棄の疑いで逮捕された事件では、児童相談所に、夜間や早朝、
「子どもが泣いている」といった匿名の通報が寄せられましたが、職員がすぐに訪問
できず、発見の遅れにつながったと指摘されています。社民党は、児童虐待で子どもが
犠牲になるケースがあとを絶たないことから、阿部政策審議会長らを中心に対策を
検討することになりました。具体的には、▽対応に当たる自治体の職員に対し、
虐待の端緒をより早くつかむことをテーマにした研修を行うことや、▽大学の教員養成
課程で、児童虐待への対応や理解を深める内容を充実させること、▽成人前に子どもを
産んだ若い母親や父親を社会で支援する仕組みを作ることなどを検討したいとしています。
社民党は、今月中にも提言をまとめ、政府に実現を働きかけることにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100816/k10013372781000.htmlhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20100816/k10013372781000.html