【社会】お布施や葬儀のあり方で仏教界が真っ二つ!…お布施の目安額を明示したイオンが火付け役に

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1ゆとりφ ★
イオン火付けで大激論…お布施定額制で仏教界が真っ二つ
http://news.livedoor.com/article/detail/4944625/

お盆は多くの人が帰省し、実家の宗教や宗派を再確認する時期。そんな折も折、仏教界が揺れている。
発端は流通大手「イオン」などが続々と打ちだしている「お布施定額制」だ。
宗教行為に“値段”をつけるのか、と仏教界は猛反発。
しかし、一部には流れに乗る“造反”僧侶も現れ、お布施や葬儀のあり方を巡って宗教界が真っ二つに分かれている。
お布施を払う側としては、一体どちらの声に耳を傾ければいいのか。

「お布施は“商品”ではありません。宗教行為に値段を付けることは、仏教の根幹を崩すことにもなりかねない。
やっと仏教界が内部改革に動き始めた矢先なのに…」

嘆息するのは全日本仏教会の関係者。同会は、伝統仏教教団58宗派、36の都道府県仏教会と8つの仏教団体が加盟する業界団体。
宗派間の調整・連絡を取り仕切り、仏教界全体を代表して折衝役も担う唯一の団体だ。

問題にしているのは、昨年9月に葬儀事業に参入したイオンが、今年5月からカード会員らに向けて始めた
「お布施の目安額を明示する」というサービス。
これが「越権行為」だとして、全日本仏教会はイオンに意見書を提出し、抗議の姿勢を打ち出した。

「もともと菩提寺を持たない人向けに始めた『僧侶紹介サービス』の一環です。
これまで、お布施の額については明確な基準がなく、心ない僧侶に法外なお布施を要求されるなど、トラブルも多かった。
それが『お布施の趣旨と外れる』というのが仏教界の言い分です」(都内の葬儀業者)

イオンはこのサービスを全国展開するが、それがまた別の問題を引き起こしているという。

「良好な寺檀関係のある寺からすれば、まるで冒涜的なやり方」と指摘するのは臨済宗妙心寺派の僧侶で、作家の玄侑宗久氏(54)。

「都市生活者の中には菩提寺を持たない人も多いが、地方にはまだまだ一律には割り切れない関係が生きており、そこに殴り込みをかけられる感じがする」

>>2以降に続く