子育て中の母親や、1人で子どもを育てる女性の就業や子育てを一元的に支援する
京都府の「マザーズジョブカフェ」が9日、京都市南区の京都テルサ内で始まった。
職業相談や紹介を担当するハローワークのコーナーがあるほか、資格取得のための職業訓練も受けられ、
併設されている一時保育施設も利用できる。
子育て経験があり、研修を受けた「ママさんコンシェルジュ」が来所者に対応。
一人ひとりの事情を聴き、必要に応じてハローワークや専門カウンセラー、ひとり親家庭の生活相談などの各コーナーを紹介する。
求人情報をパソコンで自由に検索したり、市町村の持つ保育所などの情報を入手できたりするコーナーもある。
併設の保育施設はカフェに来た時のほか、面接など就職活動の際にも利用できる。
さっそく、多くの女性がカフェを利用した。下京区の女性(28)は、長男(2)を併設施設で預かってもらった。
「保育所はどこも空きが少ない。一時保育をしてもらいながら相談ができるのはありがたい」。
出産後に仕事を辞めたが、長女(3)が幼稚園に通い始めたのを機に再就職を考えているという南区の主婦(35)は
「必要であれば資格を取るなどして、長く働きたい」と話した。
ソース 朝日新聞 2010年8月10日9時11分
http://www.asahi.com/national/update/0810/OSK201008100017.html