玉野市の103歳の男性の所在が分からなくなっている問題で、男性の息子(65)が6日、同市内の
自宅で山陽新聞社の取材に応じ、「7月21日朝に目を覚ますと父の姿が見えなくなっていた」と話した。
説明によると、5日までに玉野署に捜索願を提出。提出が遅れた理由を「気が動転していた」とした。
男性は5月時点で介護保険、後期高齢者医療保険を利用しておらず、息子は「数年前から父と2人暮らしだった。
父は体が丈夫で、市販の薬を飲んで病気を治していた」と説明した。
男性は普段から「お前(息子)に迷惑をかけている。(私は)死んだ方がいい」と漏らしていたと言い、
「自分(息子)が7月20日に交通事故に遭って首などにけがをした姿を見て気の毒に思い、家を出たのではないか」
と話した。
近くに住む60代女性は「20年以上、その家で高齢者の姿を見ていないし、高齢者がいるといううわさも
聞いていない」と話した。
それについて息子は「父は昼間外に出なかった。夜は散歩することもあった」と説明している。
ソース
山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010080701312218/