口蹄疫、両陛下に説明 皇居で東国原知事
天皇、皇后両陛下は6日、皇居・御所で宮崎県の東国原英夫知事から、口蹄疫への取り
組みについて説明を受けられた。
両陛下の意向として、宮内庁側が県に説明を求めたという。
知事によると、現場の写真や地図を使って解説。当初1時間の予定が約20分延びた。
陛下は「復興に向けて、よりよい方向に進むことを望みます」と話し、皇后さまも「終
息を無事迎えていただき、ありがとうございます」とねぎらった。両陛下は農家の現状
や、復興に向けての具体的な取り組みを知事に質問。農家や獣医師、県庁職員ら関係者の
肉体、精神的な健康状態を気に掛けていたという。
知事は「宮内庁から、詳しいやりとりを紹介しないよう言われた」としながらも「両陛
下は国民と同じ目線でいらっしゃる。温かい励ましを頂き、感動した」と話した。
2010/08/06 19:14 【共同通信】
ttp://www.47news.jp/CN/201008/CN2010080601000783.html