[クウェート 3日 ロイター] クウェート当局は、携帯端末「ブラックベリー」の
製造元であるカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報,
レポート)に対し、ポルノサイトへのアクセスをブロックするよう要請した。ただ、
ほかの湾岸諸国が発表しているようなサービスの一部停止には踏み切らない
見通し。現地紙al-Jaridaが3日報じた。
同紙が匿名の関係筋の話として報じたところでは、RIMはクウェート交通通
信省の要請を受け、ポルノサイト3000カ所へのアクセス制限を「仮承認」した。
また、クウェート当局とRIM、現地通信キャリアとの話し合いでは、データの
安全性の問題も話題になったという。
ブラックベリーは電子メールの厳重なセキュリティが法人顧客からの人気の
カギとなっているが、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアの規制当局
が一部サービスの停止方針を発表して以降、この問題に注目が集まっている。
UAEの通信規制当局は1日、ブラックベリーの一部サービスで「国家安全
保障面での懸念が浮上している」とし、メッセンジャーや電子メール、ウェブ
ブラウザーのサービスを10月11日から停止することを明らかにした。
また3日付のインド紙によると、RIMは「ブラックベリー」のサービスが同国
安全保障当局の監視を受けることにも同意している。
http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPJAPAN-16623420100803 依頼
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1280765096/245