沖縄県の仲井真弘多(ひろかず)知事(70)は2日、那覇市内で開かれた後援会の常任幹事会で
「引き続き県政運営に当たりたい」と述べ、11月28日投開票の県知事選に再選を目指して立候補
する意向を明らかにした。
9月に正式表明する方向で、県政与党の自民、公明党が支援する見通し。
後援会幹部によると、仲井真氏は後援会長の続投要請を受け、「(1期目は)思うようにならない面
もあった。公約を実現したい」と応じた。最大の争点となる米軍普天間飛行場の移設問題については
「政権が交代して難しい部分があるが、しっかり対応する」とした。
これまで知事は日米政府が決めた名護市辺野古への移設に「極めて受け入れは厳しい」としている
が、明確に反対はしていない。
知事選を巡り、県政野党の社民、共産両党などは、県内移設に反対する宜野湾市の伊波洋一市長
(58)を擁立する方針。民主党は対応を決めていない。
▽ソース (2010年8月3日03時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100802-OYT1T01362.htm