龍馬ファン、三豊に集まれ!!。
三豊市が地元の観光会社と協力し、9月に船によるツアー「船で行く龍馬の旅」を実施する。
龍馬率いる海援隊の蒸気船「いろは丸」が衝突事故を起こした同市沖などを巡る船旅で、
このところの坂本龍馬ブームにあやかった。同市の担当者は「なかなか行けない海上の龍馬の足跡を訪ねられる。
三豊で幕末のロマンを」と参加を呼びかけている。(佐藤常敬)
三豊市によると、1867(慶応3)年4月23日、瀬戸内海を長崎から大阪に向けて航行中のいろは丸は、
荘内半島沖で紀州藩の軍艦明光丸と衝突したという。いろは丸は自力航行ができなくなり、
明光丸に引航される途中の広島・鞆の浦沖で沈没した。
いろは丸の船体は1990年、宇治島(広島県福山市)の南約4キロ沖の海底で確認されたという。
この事故は、龍馬が万国公法(国際法)を持ち出して当時の紀州藩と賠償金を交渉したことで知られる。
三豊市と同市の旅行会社トヨタトラベルサービス、ツアーネットが今回のツアーを企画した。
ツアーは、三豊市仁尾町の仁尾港から出発し、広島県福山市・鞆の浦に立ち寄り、仁尾港に戻る。
衝突地点と推定される海域や沈没場所を訪ねるほか、
鞆の浦ではいろは丸関連の資料を展示する「いろは丸展示館」を見学する。船では事件の経緯などの解説も予定している。
ツアーは9月18〜20日の3日間で1日につき4便を予定。3日間で約600人の参加者を募集している。
料金は大人3800円、小学生以下3700円。問い合わせは三豊市観光協会(*電話番号ソース参照)へ。
記事引用元:asahi.com(2010年07月31日配信)
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001007310001