【裁判】 秋葉原事件・加藤被告 「ブサイクは彼女できない…の書き込みはネタです。自分は外見で悩んでませんでした」
D.「地元の運送会社時代」〜"最後のチャンスを放棄した加藤"
実家に帰った加藤は、母親に温かく迎えられた
しばらくは仕事もしなかったが、祖父の葬式で送迎のため車を運転した際に、親戚から運転をほめられたことで、
運転手を目指すようになる
平成19年1月、地元・青森市の運送会社に就職
加藤「やりがいはありました」
母親との関係は良好で、単身赴任中の父親からも「ずっと家にいればいい」と、優しい言葉をかけられた
ところが、9月になって突如退職を願い出る
退職理由は「家庭の事情」
運送会社の幹部の証言「両親の離婚問題で悩んでいるようだった」
離婚騒動を気にかけた母親の奨めで、青森市内で再び一人暮らしを始めた加藤は、その直後に退職を願い出る
そして加藤は退職後、「ジョブカフェあおもり」に行って就職相談をしている
このとき、加藤が握りしめていたのは、県外の自動車工場の求人票だった
かくして、2ヶ月後の平成19年11月、派遣会社に入って裾野の自動車工場へ行くことになるのだが…
実は運送会社を辞めてから派遣会社に入るまでのこの2ヶ月間に、あの「全国『夜這い』旅行」は行われていたのだ