【裁判】 秋葉原事件・加藤被告 「ブサイクは彼女できない…の書き込みはネタです。自分は外見で悩んでませんでした」
A.「高校〜短大、警備員時代」 〜"加藤と証人との食い違い"
1、青森高校(実は母親の出身校でもある)入学時には北海道大学工学部を志望していたが、成績不振で3年進級時に短期大学志望に変更
・中学時代の同級の証言「加藤は青森高校から北海道大学を卒業して、トヨタ自動車に入社して車の設計をする自分を夢見ていた」
・学校側の証言「進路相談の際には『将来の夢は自動車のエンジニア。中部圏の学校に行けば、トヨタなど自動車メーカーへの就職が有利だ』と語っていました」
・加藤「(青森高校には)むしろ行きたくありませんでした。工業高校か地元の私立の高校に行きたいと思っていました」
なお、こういうやりとりがある
(弁護人「入学してからの成績はどうでしたか」)
加藤「最初の試験はビリから2番目でした」
(弁護人「進学校で挫折したという見方をされるのをどう思いますか」)
加藤「自分では挫折と思っていません。必死で勉強やってだめなら挫折かもしれないけれど」
2、岐阜県にある自動車整備士養成の中日本自動車短期大学自動車工学科に入学したが、整備士資格取得に失敗
・担当講師の証言「技術講習の欠席が目立っていて、心配して進路について聞くと、『中学校の教員になるため、四年制大学に編入したい』とのことでした」
・学校側の資料「卒業時点での進路調査には『弘前大学希望』と書いています」
・加藤(弁護人「短大で自動車整備士の資格を取得しなかったのはなぜですか」)
「自分の奨学金が父親に振り込まれたのですが、父親が渡してくれなかったことへのアピールで、父になぜだろうと考えさせたかった。
思い当たるふしがあって、関連づければ気づくだろうと思いました」
3、短大卒業後、仙台に住む友人の家に居候し、さらに実家に懇願して資金援助を受け仙台のアパートを借り受ける
3ヶ月後、警備会社(交通誘導・アルバイト)の仕事に就くが、約1年半後の平成17年2月で退職する
・警備会社の証言「退職理由は『自動車関係の仕事がしたいから』とのことでした」
・加藤「待遇というよりも、所長に提案しても許可も採用もされず、手応えがなかった。それが理由です。所長へのアピールで辞めました」