【政治】 防衛白書を先送りした理由 「加筆するためだ」 仙谷官房長官が説明 

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★防衛白書先送り“加筆のため”

 仙谷官房長官は記者会見で、ことしの防衛白書の閣議報告を9月以降に
先送りした理由について、韓国の哨戒艦沈没事件を受けた日本の対応などを
加筆するためだと説明しました。

 ことしの防衛白書をめぐっては、当初、今週、閣議報告が予定されていましたが、
政府は公表を9月以降に先送りしました。これについて、仙谷官房長官は記者会見で、
「韓国の哨戒艦沈没事件について、G8などの会合や国連安保理での議長声明もあり、
日本側の積極的な貢献活動もあった。最近は、アメリカ、韓国との合同演習に
海上自衛官をオブザーバー参加させるなどしており、北東アジアの安全保障上の
重要な事象については防衛白書に書くべきだという指摘もあった」と述べました。

そのうえで、仙谷官房長官は「直近のことしの状況を踏まえて、
防衛白書を9月以降に刊行するということを、昨日、
防衛大臣のご承諾をいただいて官邸として決めさせていただいた」と述べました。

防衛白書をめぐっては、来月下旬に日本による韓国併合から100年となることから、
その直前に公表すれば、毎年、「竹島」に関する記述に抗議などを行っている
韓国側が強く反発しかねないとして、政府内で慎重な対応を求める意見が出ていました。

NHK http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100728/k10013011432000.html