★ひきこもり!?首相“菅”邸「閑古鳥」もやる気ナシ
「菅官邸」が異常事態だ。参院選大敗や内閣支持率の急落で菅直人首相(63)の求
心力が急速に低下、首相官邸を訪れる来客もまばらなのだ。首相自身も「予定なし」を
理由に“重役出勤”するなど、「まるでやる気が感じられない」(自民党筋)との指摘
も。奇兵隊内閣誕生によって官邸に漂った高揚感は、今は昔なのか。
時計の針は、もう正午になろうとしていた。
15日午前11時56分。官邸入りの時間を約2時間遅らせた “重役出勤”の首相
は、記者団の「ゆっくり休めましたか」との呼びかけに、バツが悪そうにこう釈明した。
「いろいろ手紙を読んだり…」
そのまま、執務室に入った首相は、政府関係者に「いや、悪かった」と頭を下げたと
いう。
14日夜に官邸サイドが公表した15日の日程によると、午前10時に公邸を出邸す
るはずだったが、「公務の予定がなく、来客もない」(秘書官)ため、遅らせたという
のだ。
これに納得しない記者団は、仙谷由人官房長官の15日の記者会見で時間変更につい
て矢継ぎ早に質問を浴びせた。「体調が悪いのか」との質問まで飛び出した。
仙谷氏は「政治家が考える時間をもてず、人と会ってばかりというスタイルはいかが
なものか。公邸で本を読むことだって重要な仕事。身体上の問題があればちゃんと公表
する」と首相をかばったが、もう手遅れ。
「参院選後、公務らしい公務をしていないが…」との質問には、「公邸で事務打ち合
わせや電話などをされ、公務をこなしている」と答えるのが精いっぱいだった。
(続く)
■ソース(夕刊フジ)
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100717/plt1007171338001-n2.htm ※参院選大敗後の菅首相の昼夜の主な動き
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