【民主党】サラリーマン家庭出の菅首相…甲子園の3・8倍の土地持ち  『家から見える土地はすべて菅家のものだった』

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サラリーマン家庭出身を強調し、資産も歴代で最低の菅直人首相。16日の閣僚資産公開
では、妻の伸子さんと2人で岡山市北区に、甲子園球場の約3・8倍に相当する計約14万
9千平方メートルの土地を所有していることが分かった。非課税の保安林など一部は今回、
初めて公表した。菅首相側は「非課税分を報告するかは議員の判断に任されている」と説明している。
 これらの土地について、地元の不動産業者は「取引がほとんどなく、標準的な価格は出せない」と
話しており、資産価値は高くなさそうだ。
 菅首相の事務所によると、土地のほとんどは亡くなった父親から1982年ごろに生前贈与された
山林や原野。菅家は地元では有名な旧家だった。

 資産公開によると、菅首相夫婦は東京都武蔵野市にマンションを共有しているほか、本籍地の岡山市
北区に土地がある。面積は菅首相が約6万8648平方メートル、伸子さんが約8万654平方メートル。

 合併前の旧建部町の町史によると、菅家は代々、庄屋を務めた。地元に住む一族の菅誠治さん(55)は
「近所のお年寄りは『家から見える土地はすべて菅家のものだった』と話している」。

菅首相は岡山出身の父親が山口県に勤務している時に生まれ、高校まで育った。夏休みなどに岡山市に帰省
することもあったという。

 昨年秋、国家戦略担当相に就任した際には、土地の一部は資産公開に記載していなかった。秘書官は「岡山市
から取り寄せた固定資産税評価証明書には非課税分の土地の記載がなかった」としている。今回は全体を明確に
するため、非課税の保安林、ため池、墓地を初めて載せたという。
[ 2010年07月16日 19:32
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20100716073.html