経営するスナック店内で、幻覚作用などがある麻薬「ケタミン」を販売目的で所持したとして、
警視庁組織犯罪対策5課などは、麻薬取締法違反(営利目的所持)の疑いで、東京都葛飾区新小岩、
スナック経営、遠藤良夫(57)と中国籍で妻の張明英(47)の両容疑者を逮捕。
使用容疑で客の16〜43歳の中国人男女4人を逮捕した。
同課によると、スナック店内の厨房(ちゅうぼう)などからはケタミン約7グラムが押収された。
遠藤容疑者は「店は妻がやっており、客は中国人ばかりだったから自分は知らない」、
張容疑者は「ケタミンは私のものではない」と夫婦ともに容疑を否認。
客4人のうち3人は容疑を認めているという。
同課の調べによると、6月27日午前3時半ごろ、江戸川区松島の雑居ビル3階のスナックで、
ケタミン約0・56グラムを販売目的で持っていた疑いが持たれている。
同課によると、同店は午後11時以降は出入口ドアを施錠し、知人のみを入店させていたという。
昨年12月以降、同店に対し、深夜から未明にかけて「大声や音楽など騒音がひどい」などの110番
通報が頻繁に寄せられていた。
ケタミンは筋肉弛緩(しかん)剤や鎮痛剤などとして使用されるが、平成19年1月から麻薬に指定された。
1回の吸引量は約0・3グラム、末端価格1グラム9千円という。
msn産経
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100713/crm1007131156011-n1.htm