★【参院選・反響】「政治的空白回避を」 連立与党過半数割れで岡村正日商会頭
参院選で与党が過半数割れしたことについて、岡村正日本商工会議所会頭は11日、
「過半数の議席を獲得できなかったことを重く受け止める必要がある」と強調した。た
だ「重要政策課題が山積する中、国政の停滞が許される状況にはなく、国民の望むとこ
ろでもない。与野党は真剣に協議し、国民本位の政治に徹してもらいたい」と政治空白
の回避を強く求めた。
岡村会頭は「日本経済は着実に持ち直しの動きが続いているものの、自律性に乏し
く、いまだ地域経済や中小企業は回復を実感するには至っていない」と指摘。「政権与
党は、デフレを終結させるとともに、経済成長と財政再建、社会保障改革の一体的実現
に向けて、国民の理解を得ながら、果敢に政策を実行し具体的な成果を示してもらいた
い」とした。
さらに「わが国は今、大きな岐路に立っており、国民が将来への希望を抱き、生きが
いを実感できる経済社会を構築するための正念場だ」との見解を示し、「政権与党の責
任が極めて重大であることは言うまでもないが、野党を含めて強く危機感を共有し、党
派を超えて議論が積極的に交わされることを期待したい」と述べた。
■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100711/biz1007112311003-n1.htm