【静岡県警】「軽い気持ちで富士山に登らないでほしい」 84歳米国人男性を救助

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1帰社倶楽部φ ★
遭難:84歳米国人男性を救助 マレーシア人の2人も−−富士山 /静岡

(静岡)県側の富士山で7日夜から8日未明にかけ、2組3人の外国人登山客が遭難し、
県警御殿場署の山岳遭難救助隊などに無事、救助された。いずれも登山の準備や知識が不足していたという。
県警は「軽い気持ちで富士山に登らないでほしい」と呼びかけている。

7日午後9時50分ごろ、御殿場口7合目付近を下山中だった19歳と20歳のマレーシア人男性
2人から携帯電話で「寒くて疲れた。助けて」と110番があった。同署の遭難救助隊員が
8日午前2時ごろ、山小屋の軒下で2人を見つけ、付き添って下山した。同署によると、2人は運動靴で、
雨具を用意しておらず、服は雨でぬれた状態だったという。
また7日午後7時半ごろ、小山町の須走口6合目付近で、米国人の男性(84)から「疲れて歩けない」
と110番があった。男性は1時間半後、近くの山小屋の関係者に助けられた。一緒に登っていた男性
の息子は先に下山していたという。
2日夜には、富士宮口8合目付近で、普段着で登山した東京都内の男性(22)が県警の救助隊などに
助け出されていた。

毎日新聞 2010年7月9日
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100709ddlk22040163000c.html