【国際】 駐韓大使投石事件　仙谷長官「遺憾である。再発防止等を内容とする申し入れを行った」

韓国・ソウルで7日、重家俊範大使が講演中の会場で、司会者に手紙を渡すと言って近づいた
男が突然、大使に向けて投石し、会場は騒然となった。

男は「あの野郎、殺せ! おい、あいつを殺せ!」と叫んだ。
男は、係員に取り押さえられたが、激しく抵抗し、「お前らは韓国人のくせに、なぜ座っているんだ!」
と叫んだ。

7日午後7時すぎ、ソウル市内で韓国に駐在する重家俊範大使が講演をしていた際、男が突然、
石を投げつけた。
石の直径はおよそ10cmで、重家大使にけがはなかったが、大使をかばった大使館の女性職員の手に
石が直撃し、左手の甲から出血するなど軽傷を負った。

外交使節に対する暴行の容疑で逮捕されたのは、政治団体の代表を名乗る50歳の男。
取調室で、男は「日本大使館に(重家大使に)面談を申請したが、何の返事もなかった」と話している
という。

8日午後4時すぎ、仙谷官房長官は「遺憾であると。再発防止等を内容とする申し入れを行った」
と述べた。

韓国は、日本固有の領土である竹島を不法占拠している。
日本の領有権主張に対しては、度重なる抗議デモも起こしている。
さらに8日、韓国側は、竹島の近海にアワビ1万匹を放流し、竹島の実効支配を強化する動きを
見せている。
アワビを放流した韓国の水産資源開発研究所は、「当然、わが国の領土だから、問題がないのは
当たり前だ」などとしている。

今回の事件について、韓国メディアは、今のところ事実関係のみを報道している。

▽FNNニュース　※ソース先にニュース動画があります
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00180411.html