【政治】 仙谷官房長官、「韓国との戦後処理は不十分。日本政府は個人補償を検討」示唆…日韓基本条約を無視★9

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319名無しさん@十周年
【日韓】日本の大学の最先端基礎研究成果、日本の電機大手ではなく韓国企業の採用相次ぐ-「基礎より応用」稼ぐ韓国[07/08]
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1278534730/
1:すばる岩φ ★ 2010/07/08 05:32:10 ???

 液晶化学が専門の九州大の菊池裕嗣教授の研究室。パソコンとつながった特殊な顕微鏡で、プレパ
ラート上の液晶物質の温度を38度前後まで下げていくと、画面に映った液晶物質が青みを帯びた。

 「先ほどの青が液晶のブルー相。現れる温度の幅が狭いのが難点だったが、安定させる方法を2002年
に見つけた」と菊池教授。同年に特許を取得し、学会で発表した。

 3D対応など進化を続ける液晶テレビ。それでも高速で動く映像をぶれることなく滑らかに映すのが苦手だ。
ブルー相なら、今の液晶より応答速度が10倍速いうえ、バックライトの消費電力が3分の1に軽減できる。

 学会発表の後、菊池教授に接触したのは、液晶パネルの国内大手メーカー。研究者同士の話にとどまり、
実用化の話まで進まなかった。
 ところが08年5月、研究者やディスプレー業界に衝撃が走る。液晶パネル世界シェア首位の韓国サムスン
電子が、ブルー相の特性を使ったパネルの試作機を発表。「10〜20年に一度の画期的な発明」と評価を
受けた。菊池教授は「寝耳に水だった」というが、「自分の研究も参考にして、サムスンが水面下で研究を
続けて開発までこぎつけたのだろう」とみる。
 ナノテク素材である炭素の筒「カーボンナノチューブ」の発見者で、ノーベル賞候補の飯島澄男・名城大
教授も、日本メーカーの勢いのなさに強い危機感を持つ。
 飯島教授は韓国の成均館大とともに、炭素素材「グラフェン」を使った薄くて折り曲げられる大型のディスプレー素材の開発に成功し、曲がるタッチスクリーンの試作品を製作。6月中旬に発表した。

 この研究を強力に支援しようとしているのがサムスングループという。飯島教授が6月下旬に韓国を訪れた
とき、韓国の研究者からこう耳打ちされた。「サムスンはすでにグラフェンのタッチパネル実用化に向けて、
博士号を持った研究者20人を確保した。2年後の実用化を目指して突っ走っている」
 飯島教授は国の研究支援機関などにグラフェンの重要性を訴えたが、対応は鈍かったという。「もし来年度
予算で研究費がついたとしても、実際に動き出すのは1年半ほど先。サムスンが新型製品の開発にこぎつけるころだ」