[シカゴ 24日 ロイター] 米疾病対策センター(CDC)の調査で、米国人の9割が塩分(ナトリウム)を摂り過ぎていることが分かった。
それによると、米国人のほとんどが政府当局による推奨量の倍以上となる1日3466ミリグラムのナトリウムを摂取。
超過分の大半をピザやクッキーなどから摂っていた。
2005年版の「米国人の食事に関する指針」では、ナトリウム摂取の推奨量を1日当たり2300ミリグラム未満と定めており、
2010年版ではそれを1500ミリグラムにまで下げる案が検討されている。
同調査ではまた、こうした食事によるナトリウム摂取量のうち77%が加工食品や外食に由来すると推定している。
塩分の過剰摂取は、血圧を上昇させ、腎機能障害や脳卒中を引き起こす可能性がある。
CDCの公衆衛生アナリストらが実施したこの調査結果は、同センターの週刊レポートに掲載されている。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-15998120100625