【普天間】菅直人首相、参院選が終わるまで日本政府案を米側に提示しないよう外務当局に指示 複数の日米関係筋が明らかに

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1春デブリφ ★
★「参院選まで封印せよ」 普天間工法の日本政府案

 菅直人首相が、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題で、7
月11日投開票の参院選が終わるまで、日本政府案を米側に提示しないよう外務当局に
指示していたことが分かった。
 日本政府が22日までにこうした方針を米政府当局に伝えてきた。複数の日米関係筋
が明らかにした。

 米政府は、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立て、滑走路をV字
型に2本建設する2006年の現行案が最善との立場で、日本政府に早期の政府案を提
示するよう求めてきた。
 にもかかわらず、日本政府が提案の先送りに理解を求めてきたのは、参院選前に政府
案を米側に提示した場合、現行案に近い案を選択せざるを得ず、沖縄県民などの反発を
招き選挙対策上、得策ではないとの日本側の判断があったものと分析している。

 5月の日米合意は、移設先について、「1800メートル滑走路を持つ代替施設を辺
野古地区とこれに隣接する水域に設定する」とし、工法について「代替施設の位置、配
置および工法に関する専門家による検討を速やかに実施する」と規定。時期について
は、「いかなる場合でも2010年8月末日までに完了させる」と明記している。
(続く)
■ソース(産経新聞)【ワシントン=佐々木類】
http://sankei.jp.msn.com/world/america/100625/amr1006250131001-n1.htm