http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/50964220.html 毎日新聞6月30日
谷岡郁子参院議員(民主)は中京女子大(愛知県大府市)の理事長と学長を兼務している。
同大学には07年度、1億5775万円の私学助成金 (経常費補助)が交付された。谷岡氏に
よると、報酬は年額3560万円。
谷岡氏は「職業を持つ人間が政治家になるべきだと考え、大学の仕事を続けることを明言
して当選した。私学助成制度にも疑問を持っており、国との関係を期待されて役員に招かれる
政治家とは全く違う」と話している。
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そのなかには、1億5775万円の私学助成の交付を受けている大学の理事長と学長を兼務し、
年間に議員報酬よりも多い3560万円もの報酬を受けていた議員がいたようだ。
国会議員の職責をどう考えているのだろうか?
それよりも大学の理事長や学長の仕事が忙しいのだろうか?
それとも、理事長や学長の仕事が忙しくなくてもこの報酬を受け取っているのであろうか?
国会議員は、本来、国政選挙で当選したら、自由業の場合以外の職業(法人の役員)は辞任して、
国会議員の職務に専念すべきである。これは法的な議論というよりも政治・倫理上の問題だ。
国の補助金の交付を受けている法人の場合であれば、税金(幇助金等)が役員報酬として議員に
還流することになるのだから、役員報酬を受け取るのはもってのほかだ。
それにしても何と強欲なことか。
一般庶民からすると、そう見えるだろうな。
そんなに役員報酬が欲しかったら、国会議員を即刻辞任すべきではないか。
このような議員が居座り続ける限り、国民の政府不信は増幅するばかりだ。
加えて、このような議員を公認している政党もあまりにも無責任である。