★党員100万人割れへ 自民、野党転落で拍車 '10/6/12
自民党の党員数が2009年末時点の集計値で、100万人の大台を割り込む見通しが強まっている。
野党転落による支持者・団体離れに歯止めがかからない。足腰の弱体化は、参院選にも暗い影を落としている。
国政選挙の低迷と党員離反の悪循環に陥りかねない状況だ。
例年1〜3月に前年末時点の党員数を公表していたが、ことしは6月12日現在、09年分は未発表。
党本部は、昨年の衆院選大敗で議員不在の小選挙区支部が増え、集計作業が遅れていると苦しい組織事情を説明している。
党関係者は「大台割れが表に出ると士気に影響するので、発表は参院選後になるだろう」と肩を落とした。
党員数のピークは1991年の約547万人。
98年以降は11年連続で減り、08年は往時の5分の1の約105万人に落ち込んだ。
与党時代は原則4千円の党費と引き換えに首相選びに直結する総裁選の投票資格が与えられたが、
野党になり最大の“特典”がなくなった。執行部は、党員つなぎ留めに頭を痛めている。
もっとも党員減少は与党時代からの深刻な問題だった。
自民党の場合、党員の獲得実績は参院選比例代表の名簿順位に反映され、当落に直結した。
このため以前は候補者が党員集めに奔走した時代もあった。
しかし比例代表の制度が現在の「非拘束名簿方式」になってから、党員獲得競争は下火になり、減少傾向が顕著になった。
政権交代で農協(JA)グループや日本歯科医師会など、かつての有力支持団体が軒並み
自主投票や民主党候補の推薦を決定。党員減少はさらに加速する見通しだ。
中國新聞
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