【口蹄疫】宮崎・都城の牛３頭は陽性　同じ農場の２５０頭を殺処分へ

宮崎県都城市は１０日、同市で確認された口蹄疫の疑いがある牛３頭の
遺伝子検査が陽性だったことを明らかにした。同市での感染疑いは初めてで、
同じ農場のすべての牛２５０頭を殺処分する。

検査は、動物衛生研究所の関連施設（東京）が行った。県はすでに、
よだれや舌のただれなどの症状を写真判定し、３頭に感染の疑いがあると判断。
遺伝子検査の結果を待たずに、３頭と同じ牛舎にいた６頭と合わせた計９頭の殺処分に踏み切っていた。
１０日には、この農場を中心に半径１０キロの家畜の移動制限区域と、
同２０キロの搬出制限区域も設定し、迅速な対応で早期の封じ込めを目指す。

　同市は２００６年時点で、牛・豚いずれも全国市町村トップの産地。
隣接する鹿児島県側も畜産業が盛んで、周辺自治体の警戒が強まっている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100610/dst1006100722000-n1.htm