「わいせつ行為受けた」元校長を提訴 [06/09 16:01]
3年前、鹿屋市の中学校に通っていた女子生徒が、当時の校長からわいせつな行為を受けたとして、
元校長と鹿屋市を相手に1500万円の損害賠償を求める訴えを、きょうまでに鹿児島地裁に起こしました。
訴えを起こしたのは、2007年当時、鹿屋市の中学3年生だった女子生徒です。
女子生徒は、当時の校長にドライブに誘われた際などに体を触られ、
心的外傷後ストレス障害=PTSDになったとして、元校長と鹿屋市に対し、
合わせて1500万円の損害賠償を支払うよう求めています。
この問題をめぐっては、警察が強制わいせつ容疑で元校長を書類送検しましたが、
鹿児島地検は嫌疑不十分で不起訴処分とし、その後、検察審査会が「不起訴不当」を
議決したものの、今年3月、鹿児島地検が再び不起訴処分としています。
MBCの取材に対し、元校長は「これまで通り、やっていないと主張していく」、
鹿屋市教育委員会は「訴状を見ていないので、コメントできない」としています。
南日本放送
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00172382_20100609