「やはり政治は言葉だ。彼は言葉でこの地位を築いてきた」。仙谷由人官房長官は
9日の記者会見で、菅直人首相の論客ぶりをアピールした。仙谷氏自身は8日の首相の
就任会見で「煙たい存在」と評されたばかりだが、女房役として精いっぱい、
首相を持ち上げてみせた。
仙谷氏は首相を「地盤・看板・カバンなく、全く無名の青年が言葉とある種の政局観、
政治勘、構想でここまで来た」と指摘し、2世の歴代首相との違いを強調。首相との
関係はつかず離れずで「怒鳴り合いはしばしば」と紹介しながらも、「勝負勘と潔さは、
われわれはとても足元に及ばない」と、PRに徹していた。
*+*+ jiji.com 2010/06/09[23:07:31] +*+*
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