8日夜、千葉県内で交通違反をしたとして警察のパトカーの追跡を受けた乗用車が茨城県取手市で
堤防に衝突する事故を起こし、運転していた男性が死亡しました。
8日午後10時すぎ、我孫子市青山の国道6号線で、一時停止をしなかった乗用車を我孫子警察署の
パトカーの警察官が見つけ停止するよう指示しました。
乗用車は指示に従わず、赤色灯をつけてサイレンを鳴らしながら追跡するパトカーを振り切りましたが、
まもなく3キロほど離れた取手市小堀の堤防に衝突しているのが見つかりました。
警察の調べによりますと、この事故で乗用車を運転していた我孫子市の大野裕次郎さんが(36)頭などを
強く打ち、病院に運ばれましたが死亡しました。
警察は事故の状況やパトカーの追跡のしかたに問題が無かったかなどを調べています。
我孫子警察署の松野勉副署長は「停止するよう呼びかけたが逃げたので追跡した。パトカーは赤色灯をつけ
サイレンを鳴らしており、適正な職務執行だと考えている」と話しています。
パトカー追跡の車 堤防に衝突 - NHK千葉県のニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1006421311.html