中国の日本問題専門家たちは、「日中関係の問題で菅直人氏は鳩山由紀夫内閣の方針を引き継ぐ」
とみている。4日(金曜日)の演説で菅直人氏は日中関係にあまり触れなかったが、清華大学の
劉江永教授は、中国事務に詳しい菅直人氏は、日中関係において非常に重要な役割を果たしている。
中国網日本語版(チャイナネット)が伝えた。
「台湾独立」に反対の政治家としての菅直人氏は日本の対中侵略を認め、これについて
謝るべきだと述べたことがある。
この立場は、中国への深い理解からのものである。1977年に日本の政治家代表団に伴って
中国を初めて訪問した氏は、1984年に中国を訪問した日本青年3000人の一人でもある。
その時、氏は現任の中国国家主席の胡錦濤氏と知り合った。胡錦濤主席は当時、
全国青年連合会の主席で、日本青年の中国訪問の受け入れを担当していた。
さらに菅直人氏はすでに数十回も中国訪問を行っており、毎回中国の指導者と会談し、
中国の指導者たちと深い友情と信頼関係を保っている。日本在住の中国人学者の庚欣氏は
「日本の政局は当面、与党の交替でなく首相の交替であるので、つまり、対中政策に
重要な変動が生じる可能性はないだろう」と述べた。
*+*+ サーチナ 2010/06/06[19:55:37] +*+*
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0606&f=politics_0606_003.shtml