★男女平等を唱えたくせに?専業主婦を望む女性が増加中
・31日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の調査で「夫は外で働き、妻は主婦業に
専念すべき」と考える既婚女性の割合が、1993年の調査開始以来、初めて増加に転じた
ことがわかった。不況の影響で女性の意識も変化したのだろうか?
この調査は1993年から5年おきに実施されてきた『全国家庭動向調査』と呼ばれるもので、
今回は20年7月に6870人から得た回答を分析した。家族に関する意識を尋ねたところ、
「夫は外で働き、妻は主婦業に専念」という考え方に「全く賛成(5.5%)」、「どちらかといえば
賛成(39.5%)」で、賛成派が45%。1993年から2003年まで、53.6%、52.3%、41.1%と
低下していたが、上昇に転じた。
ネット上には、「今の時代専業主婦は勝ち組」、「男女平等を唱えて稼ぎに出てみたが、仕事の
大変さを知ってこういう結論になった」、「男女共同参画は意味がなかった」というネガティブな
声がある一方で、「どっちが楽かは男性にとっても女性にとっても一概には言えない」、
「背景のひとつに労働環境の悪化がある」など冷静な意見もあった。
また、「既婚男性の意見も聞きたい」という女性側の声もあった。
同調査では、妻の家事時間や夫婦の家事分担、夫の家事遂行の実態と変化などについても
触れられている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0602&f=national_0602_031.shtml