・社民党の連立離脱を受けて、鳩山首相への退陣圧力が民主党内でも強まる中、終盤の国会では、
5月31日夜、赤松農水相に対する不信任決議案を否決するなど、与党・民主党ペースの
国会運営となっている。
会期末が迫る中、法案の採決強行を繰り返す与党側に対し、野党側は「めちゃくちゃな国会運営は
許されない」と批判を強めている。
自民党の小泉 進次郎議員は、「横路議長。これ以上、横道にそれず、公正中立な議会運営に
努めていただきますよう。民主党が本法案に費やした時間は、たった1日、約6時間。最後は、
今国会10回目の強行採決であります」と述べた。
郵政改革法案をめぐっては、5月31日中の衆議院通過にこだわる与党側に対し、野党側が
横路衆議院議長に本会議を開催しないよう申し入れたが、受け入れられなかった。
法案は5月31日夜にも可決されるが、野党側は今の国会で2度目となる横路議長への不信任
決議案提出の方針を固めた。(一部略)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00178298.html ・郵政民営化法は平成17年に衆院だけで110時間の審議を重ね、「郵政解散」で国民の
信を問うた案件だ。その仕組みを根底から見直すならば、同程度の審議は必要だといえる。
衆参両院で自民、公明両党が過半数を占めた安倍晋三政権でも終盤国会の採決強行を
批判された。だが、改正教育基本法は約100時間、憲法改正のための国民投票法も
約60時間の審議を費やした。平成元年の参院選で自民党大敗の一因となった消費税
導入の関連法も90時間以上審議した。
これに対し、郵政改革法案の衆院での審議時間は6時間弱。「そんなに参院選で郵政票が
ほしいのか」と勘ぐられても仕方がない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100601/plc1006010051002-n2.htm ・亀井郵政改革相は「この前の衆院では、われわれは敗れたわけですが、きょうはおかげさまで
勝ちました」と述べた。
自民党の小泉進次郎議員は、「まぁ、数がありますからね。ただ、感情で政治をやることは、
やめていただきたいなと」と語った。(抜粋)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00178307.html