【宇宙】小惑星探査機「はやぶさ」、軌道補正に成功 計画通りの軌道に入り、地球まで約760万キロに

このエントリーをはてなブックマークに追加
99名無しさん@十周年
>>5
1.固体ロケットによる打ち上げの衝撃で、4つあるイオンエンジンの内の1つが不調。予定通りイオンエンジン3機による航行開始。

2.世界初のイオンエンジンだけで、地球スイングバイを成功させる。

3.往路で、XYZ軸の姿勢を制御する3つあるリアクションホイールの内の1つが破損→残りの2つを組み合わせて姿勢を制御

4.小惑星に到着後に、2つ目のリアクションホイールが破損し姿勢が制御できなくなる→化学スラスタを噴射して姿勢を制御

5.小惑星に着陸した衝撃で、化学スラスタA系統破損→化学スラスタB系統に切り替えて探査を継続

6.2度目の着陸で、化学スラスタBも破損、バッテリー破損、メモリーのデータ消滅して宇宙を漂流→数ヵ月後にイオンエンジンの生ガス噴射で姿勢を安定

6.イオンエンジンと、残ったリアクションホイールZ軸と、太陽光圧で、XYZの三軸を安定させる。地球に帰還する軌道に乗れなかったので数年帰還を遅らす。

7.帰還時に、2つ目のイオンエンジンが役割を終える。イオンエンジンは残り2つ。一旦エンジンを停止して地球と接触するタイミングを合せる。

8.イオンエンジン2機で帰還を開始。宇宙放射線によるメモリエラーでエンジンが自動停止するトラブルがあったが再起動して運転を継続。

9.さらに1つのエンジンが劣化して停止。残った1つのエンジンも劣化で地球に帰還するには推力不足
→打ち上げ直後に不調で停止していたエンジンと劣化して停止したエンジンの正常なパーツ同士を回路で接続し、そのエンジンで航行開始。

10.ついに今年の3月に地球を上空を通過する軌道に到達。

11.大気圏突入7日前にオーストラリアの砂漠に着陸する軌道に変更する為に軌道をイオンエンジンを用いて微調整中。

俺の記憶では、7年間の旅はこんな感じ。