・鳩山由紀夫首相は4日の初来県後、周囲に「自分はそんなに反対されたとは思わない」との
感触を漏らしている。周辺によると「首相はむしろ歓迎されたと思っている」という。
4日は県庁前広場をはじめ、首相が立ち寄る各地で抗議行動が起きていた。しかし首相は
「どこでも、同じ人が集まっている印象がある」と感じ、「車で走っているときは(沿道で)
みんな手を振ってくれている。ほかの県を訪ねたときと比べてそれほど嫌われているとは
思えない」と話しているという。
このエピソードを聞いた与党議員は「宇宙人にもほどがある。本当に石を投げないと
分からないのか」と吐き捨てるように話した。
首相官邸には当初、4日を含めて5月中に3回、沖縄を訪れる算段もあった。
政府関係者は「顔見せ―説明―合意という段取りが想定されていた」と明かすが、県民感情の
実態を著しく見誤っていた印象はぬぐえない。
結局、23日の再来県を「5月中(の来県)は最後になろうかと思う」(首相の21日のぶら下がり
会見)と位置づけたが、仲井真弘多知事、稲嶺進名護市長は態度を軟化させておらず、
地元対策も場当たり的に臨んでいる印象が強い。(抜粋)
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-05-23_6699/ ※前:
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1274605503/