【口蹄疫】民主党の批判をしない“マスゴミ”の人間。“事なかれ主義で生きたい”と思うなら、表現や報道の世界で生きるのを辞めるべき

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筆者・山口敏太郎もメディアの世界で生きる人間であるが、
昨今の口蹄疫問題に対する偏重報道には怒りを感じている。
自民党が与党の時代には自民党に遠慮し、民主党が政権を獲った
現在では、民主党に遠慮している人間がこの世界には多い。

たとえ与党であっても、失政は失政としてマスコミが報道
すべきではないだろうか。日頃、国民の皆さんに「マスゴミ」
と呼ばれお叱りを受けている我々メディア側の人間が、いまこそ
“宮崎県で起きている事実”を報道すべきである。
“ゴミにはゴミなりの良心”というものがあるはずである。
今ここで闘わずして、マスコミ人といえるのか。
宮崎県の口蹄疫報道では、数々の国民感情に訴えるようなシーンが、
番組やメディアによってはカットされている。東国原英夫知事の涙声の会見や、プロゴルファー横峰さくらによる
1200万円の賞金寄付発言などを、お上のご威光を恐れて流さない媒体が幾つかある。

 確かに、メディア系の企業に勤務する人たちも、組織の一員たる会社員であり、
及び腰になるのはわかる。政治家に睨まれて、自社の上層部に電話でもしたら、
昇進や査定に悪影響を及ぼすのかもしれない。

だが、“事なかれ主義で無難で生きたい”と思うなら、表現や報道の世界で生きるのを
辞めればよいのだ。曲がりなりにも情報発信ができる立場の者ならば、この国難に
立ち上がり声をあげるべきではないか。今や口蹄疫問題は、個人や企業の支持政党や理念といった、
党派・派閥などは関係がない大問題となっている。日本人として、
この国の畜産を守るために、真実の報道をすべきである。筆者のことを
「オカルト作家風情が」と笑う暇があるならば、己のできることをやるべきだ。

続きます
http://npn.co.jp/article/detail/36523676/