2010/5/22山陽新聞
http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010052212492424/ 農道に模擬地雷 軽トラ乗り上げ 奈義 陸自日本原演習場内
岡山県奈義町の陸上自衛隊日本原演習場内で住民が許可を受け耕作している農地に通じる農道に、
陸自が誤って模擬地雷を設置していたことが22日、分かった。
道路は訓練禁止区域になっており、住民から通報を受けた奈義町は陸自側に口頭で再発防止を申し入れた。
設置されていたのは、円盤状の直径約30センチ、厚さ約10センチの5個。
20日午後0時40分ごろ、知人男性の農作業の手伝いに来ていた平井政志さん(62)=津山市=の
軽トラックが乗り上げ、地雷のようなものがあったため、知人を通じて町に連絡。
町職員が確認し、駐屯地隊員が撤去した。
模擬地雷は爆発しない構造で、平井さんにけがはなかった。
日本原駐屯地広報室によると、模擬地雷が発見された前後には
香川県善通寺市の第14旅団第15普通科連隊が500人規模で訓練を実施。
夜間訓練が多く、立ち入りを規制する看板を見落として設置した可能性があるという。
平井さんは
「枯れ草に隠されており、わからなかった。石にでも乗り上げたのかと思った」
と話している。
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