【大阪】 「飛び込み出産」、2009年に大阪で152件 理由は33%が「金銭的な問題」、21%が「妊娠に気づかなかった」 府が実態調査 

このエントリーをはてなブックマークに追加
1おっパブうっしぃφ ★

★飛び込み出産 大阪で152件

 妊娠中に健診をほとんど受けないまま出産に至るいわゆる「飛び込み出産」は、
去年、大阪府内で152件にのぼったことがわかりました。

 これは、大阪府などが飛び込み出産を受け入れた経験のある医療機関を対象に行った
実態調査で明らかになりました。去年1年間に健診を受けた回数が出産までに3回以下か、
健診を受けていない期間が3か月以上ある妊婦を受け入れたと回答した医療機関は95で、
飛び込み出産は、大阪府内の出産の500件に1件にあたる152件にのぼっていました。

 生まれた赤ちゃんのうち、体重が少ないなどの理由で出生直後に治療を受けたのは
3人にひとりと平均の約10倍で、健診を受けないままの出産が赤ちゃんの
健康に悪影響を及ぼすことが裏付けられたということです。

 飛び込み出産となった妊婦の約70%は未婚で、
健診を受けなかった理由については33%が「金銭的な問題」、
21%が「妊娠に気づかなかった」と話したということです。

 大阪府健康づくり課は「経済的に困っている人や社会的に孤立している人などに妊婦健診を
もっと周知する必要がある。福祉などの分野とも協力して支援策を検討したい」としています。

NHK http://www.nhk.or.jp/lnews/osaka/2004440231.html