【友愛】とある歯科医師会会長「小沢さんから恫喝に近い言葉で『夏の参議院選挙のことはわかっているでしょうね』と…」

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「小沢さんからどう喝に近い言葉で『夏の参議院選挙のことはわかっているでしょうね』と言われた」

東日本地域のある歯科医師会会長は、ホテルで面談した小沢一郎幹事長から強圧的な態度で
要請を受けたと、周辺に語りました。

自民党を支援してきた業界団体の中でも、日本歯科医師会(日歯)や
日本医師会は資金面、集票力ともに有力な団体です。民主党は、その切り崩しに躍起です。
「会長は、『言われるべくして言われた』と受け止めているようだった」と、歯科医師会関係者は話します。

民主党が切り札にするのが、今年度の診療報酬改定で医科本体は
1・74%のアップだったのにたいし、歯科本体では2・09%引き上げたことです。

民主党国会議員と東日本の地方都市の歯科医師会が開いた懇談会。この席で、
小沢氏側近の国会議員は「診療報酬改定の内幕」と言って、こんな話を得意げに披露しました。

――国会内の民主党幹事長室に大久保満男会長はじめ日歯の幹部が訪ねてきた。
小沢幹事長は、日歯幹部がいる前で、水田邦雄厚生労働事務次官に電話をかけ、
「医科よりも歯科の改定率をあげるように」と言っていた。

 この民主党議員は「この電話が今回の改定に反映した」と示唆した――。

民主党では、各団体の陳情を党幹事長室が一元的に受け付けるという
システムをとっています。“小沢詣で”とも揶揄(やゆ)され、小沢一郎幹事長への権力集中が指摘されています。

懇談会に同席した歯科医師は「組織内候補を自民党から擁立することになっていた
日本医師会は、診療報酬改定などを審議する中医協の委員を外されるハメになった。
我々にたいしても『協力しなければこうなるよ』という暗黙のメッセージだ。
診療報酬が与党幹事長の胸先三寸で決められるのは恐ろしい」と話します。

イカソース
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-05-10/2010051001_04_1.html