口てい疫の問題で、宮崎県の東国原知事は、7日、宮崎市内で民主党の小沢幹事長と会い、
家畜を処分した畜産農家の損失を全額補償することなどを要望しました。
東国原知事は、7日午後、宮崎市内のホテルで民主党の小沢幹事長とおよそ20分間、
会談しました。この中で、東国原知事は、口てい疫の問題をめぐって、今の法律では、
損失額の5分の4となっいる家畜を処分した農家に対する補償を、国が全額行うことなど、
6項目について要望書を提出しました。このほか、要望書では、
▼感染の拡大を防ぐのに必要な獣医師などの人員を確保することや、
▼処分した家畜を埋める土地を確保するため、国有地を提供すること
なども求めています。
会談後、東国原知事は「不可抗力の自然災害であり、激甚災害だと思うので、特例措置で、
助成などをお願いしたいということも申し上げた。幹事長からは政府のほうに強く
申し入れたいということばをもらった」と話していました。
▽NHKニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5064233171.html