ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)は7日、ホテル内のレストランで、「京地鶏」使用と
表示したメニューに実際はブロイラーが使われていたと発表した。客から「昔から田舎の実家で地鶏
を食べていたが、何となく歯応えが違う」と指摘があり、発覚した。
原材料の注文ミスが原因といい、同日記者会見した坂本裕之総支配人は「チェック体制を強化する」
と謝罪。ホテルは表示に問題があったとして公正取引委員会に届けるとともに、客に代金を返還する
としている。
同ホテルによると、問題のメニューはカフェレストラン「ル・タン」で4月1日から販売した
「春の行楽 いろどり弁当」(3千円)。シェフが地鶏を使うことになっていたのを忘れ、原材料の
調達担当者に「いつもの鶏で」と伝達。店にはほかにブロイラーを使うメニューがあったため、
そのままブロイラーを仕入れたという。
▽産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100507/crm1005071913030-n1.htm