【社会】GW「1000円高速」ラスト?四国“駆け込み”活況 讃岐うどん・道後温泉・龍馬

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GW「1000円高速」ラスト?四国“駆け込み”活況

 大型連休が始まった29日、各地の行楽地は、多くの家族連れでにぎわった。四国には、
制度の見直しが迫る「上限1000円高速」で本州四国連絡道路を渡った関西方面などからの
マイカー客がどっと訪れ、名所や名店などに足を運んだ。

 香川県綾川町の讃岐うどん店「山越うどん」には、午前9時の開店前から行列ができた。
「最後の機会だと思って」と家族3人で初めて訪れた兵庫県尼崎市の会社員川畑雅達さん(45)は
「四国を近くに感じられるようになったのに(料金見直しで)また遠くなる」と残念そうにうどんを食べた。

 四国運輸局によると、昨年4〜9月、四国の主要観光地60か所の観光客数は約884万人で
2003年以降の最多を記録。松山市の道後温泉本館もこの間の土日・祝日入浴客数は
前年より約25%増えている。

 龍馬ブームにわく高知県。桂浜の龍馬像前で太平洋を見渡した奈良県香芝市の
主婦竹田昌子さん(54)は「高速料金が少々高くても来る価値はある」と話した。

 瀬戸大橋・与島パーキングエリアの運営会社は「昨年と同じく、今年も飛び石で
連休が始まったため、29日の出足はやや鈍かったが、料金制度見直しの影響もあり、
通行量はこれから増えるのでは」としている。

(2010年4月30日��読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100430-OYO1T00172.htm
http://osaka.yomiuri.co.jp/photo/20100430-992155-1-N.jpg