ロシア主要メディアは29日、プーチン首相が北極圏のロシア領フランツヨシフ諸島を訪れ、
絶滅の恐れが指摘されているホッキョクグマの保護活動に参加、北極の環境保全の
必要性を訴えたと伝えた。
首相は動物学者らと共に、特別に捕獲されたホッキョクグマに生態を観察するための
発信機を取り付ける作業を体験。「(温暖化のため)氷が減少し、ホッキョクグマの
生息は危機にさらされている」と指摘し、北極の環境保全のためには近隣諸国の
協力が不可欠だと述べた。
その一方で、北極圏はロシアの海軍基地が点在し、貴重な鉱物資源が存在する戦略的に
重要な地域だとも指摘。北極でのロシアの権益を確保していく姿勢を強調した。
*+*+ 産経ニュース 2010/04/29[19:42:41] +*+*
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100429/erp1004291844004-n1.htm