【社会】“優先席を本当に必要とする人たちに” 譲る人も譲られる人も気持ちよく 東京

このエントリーをはてなブックマークに追加
1かなえφ ★:2010/04/26(月) 22:30:15 ID:???0
 眠り続けるサラリーマン、携帯メールに熱中する学生…。電車やバスなど公共交通機関の優先席を
めぐるモラルの低さが目立つ中、高齢者や障害者、病気を抱えている人など、優先席を本当に必要と
する人たちに座ってもらうことを促す動きが、東京都内で広がっている。

  ■マーク公募陳情
 「東京都パーキンソン病友の会」(小平市)では、座席を譲ってほしい気持ちに気づいてもらうための
マークの制定を進めている。きっかけは、同会会員で、元福岡県副知事の斉藤恒孝さん(66)の体験
だった。

 パーキンソン病は全身の筋肉がこわばり動かなくなっていく難病だが、初期などは、一見難病を患って
いることが分からない。

 混雑する通勤電車内では座れることはまれ。斉藤さんは、満員電車内で立ち続け、倦怠(けんたい)感で
耐えられなくなったが、「席を譲ってください」と声をかけることはできなかった。

 同じ病気を持つ人たちに聞いたところ、やはり同じ経験をしていた。そこで、独自に「席を譲ってほしい」
との意思表示をする「譲り合い感謝マーク」を考案。併せて都議会に平成21年9月、都が譲り合いマークの
公募をしてもらいたいと陳情し、趣旨が採択された。

 5月15日の東京都パーキンソン病友の会の総会で案を報告し、今後、活動を広げていく意向だ。

 斉藤さんは「マーク案にはこだわらないが、事情があって座りたいたいという人が付けていれば一目で
分かるような、分かりやすいマークができたらうれしい」と話す。

 ■すでに販売も
 文京区の、がん経験者らでつくるNPO法人「HOPE★プロジェクト」では20年から、がんなど外見
では分からない病気を抱えている人がいることを知ってもらうための「知ってほしい」キーホルダー
(1個300円)を販売している。
※続きます。

産経msnニュース 2010.4.26 21:57
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100426/tky1004262202014-n1.htm