★「何だこれ?民主党」苦言相次いだ秋田県連会合
・「自民党ではどうにもならないので、昨年の衆院選は民主党に期待した。しかし、今は
『何だこれは?』という気持ちだ」
民主党秋田県連は24日、県関係国会議員と地元住民とのタウンミーティングを県内3か所で
開いた。参院選に向けた政策作りに役立てようと開いたが、会場からは民主党政権への
苦言が相次いだ。
秋田市の会場には、寺田学、高松和夫両衆院議員、参院選秋田選挙区に立候補する
鈴木陽悦参院議員が出席。しかし、政治とカネの問題、米軍普天間飛行場の移設問題など、
繰り返される政権運営のごたごたに失望する意見が多かった。高速道路の新料金制度を巡る
前原国土交通相と小沢一郎幹事長の対立についても、「テレビで言い合って、情けない」
「何で腹を割って話せないのか」など、うんざりする声が続いた。寺田氏は「党と政府の
調整をどうするか、慣れていない。私は国交相が怒る理由は分かるが、表でやるのは
みっともない」と答えるのが精いっぱいだった。
子ども手当などマニフェストを実現する財源はあるのか、疑問視する声も多かった。
「子どもより、日本の財政がひっくり返る」など、税金は効果的に使ってほしいという意見が出た。
寺田氏は終了後、「会場に来てくれたのは、まだ多少の期待感がある人だろう。もっと
冷めた雰囲気を感じることもある」と、危機感を強めていた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100426-OYT1T00404.htm