【社会】銭湯で男性が心肺停止…居合わせた全裸の4人の必死の救命で助かる - 北海道

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1 ◆SCHearTCPU @胸のときめき▲φ ★
北海道千歳市内の銭湯で4月初め、入浴中に意識をなくし、心肺停止になった男性(86)が、
居合わせた入浴客4人の応急措置で一命を取り留めていたことがわかった。

最初に男性の異常に気づいたのは、この日、非番だった道警自動車警ら隊の警部補中山輝一さん(52)。
サウナから出てみると、男性は湯船に胸までつかっていたが、目を閉じたまま浴槽の
手すりにもたれかかっていた。口からは舌がのぞいていた。
中山さんは、近くにいた入浴客3人に協力を求め、男性を持ち上げて脱衣所へと運んだ。
脈はなく、呼吸もしていなかった。

「119番してくれ」「低温やけどをしている。体を冷やしてくれ」。声を張り上げた。
救急車が到着するまでの約20分間、中山さんら4人は、全裸のまま必死で人工呼吸や
心臓マッサージを繰り返した。やがて心臓が動きだし、男性は意識を取り戻したという。

中山さんは、若い警官に職務質問のノウハウを伝える技能指導員。容疑者を見つける
プロだが、人工呼吸は30年前に救急法を学んで以来だった。「助けようと必死で、
腰にタオルを巻く暇もなかった。助かって良かった」と笑顔を見せた。
千歳市消防本部は、4人に感謝状を贈る。

*+*+ YOMIURI ONLINE 2010/04/24[18:04:39] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100424-OYT1T00612.htm