・「新党改革」を立ち上げた舛添代表が、「スーパーニュース」に生出演した。
(改革クラブと合流せずにいられなかったというのは、もう自民党にこれ以上いられないという
タイミングだったという指摘があるが?)
皆さんの誤解はね、「追い詰められてしょうがなく」っていうのは、まったくの誤解であって、
これだけの1つの政党をつくりあげるというのは、大変な作業なんです。だから、いろんな
選択肢をつくりつつあった。これもそのうちの選択肢です。ただ、わたしが申し上げているのは、
民主党、鳩山内閣の支持率がどんどん下がっても、自民党の支持率はもっと下がっている。
民主党に全然、1回も勝ったことがない。これは執行部の責任であるし、古い自民党を
引きずったままだから、「改革をしなさい」、「体制を一新しなさい」と何度も言った。
しかし、それができなかった。そして、新しい政党をつくる。参議院選挙を目の前にしていますから、
タイムリミットがあるんですよ。当然、誰がやっても、この工程表で、ほぼデッドラインが
ここなんです。それまでぎりぎりの努力を、党の執行部に対して要求したけれども
できなかったので、こうなったということなんです。
(本当は自民党の組織をそのまま使って、総裁になりたかったと繰り返し言われているが?)
1つの政党の総裁になるために、わたしは政治をやっていません。厚生労働大臣の時に、
自民党のためにやった気持ちはまったくありません。C型肝炎でもハンセンでも、原爆症でも
新型インフルでも、国民全体のために働いたわけですから、そんなけちくさい考え方を
持っていない。ですから、日本の政治を変えたいということなんで、その腐りきった政党の
総裁になったって、話にならないじゃないですか。そういうのを「鶏口となるとも牛後と
なるなかれ」というわけです。
(自民党は谷垣総裁のままでは参議院選は戦えないと?)
そうです。戦えません。ですから、自民党のことを本当に思って改革しないと、これ、
参議院選挙で自民党が負ければ、自民党が崩壊して、消滅します。だから言ったん
ですけれども、危機感がまったくない。(
>>2-10につづく)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20100423/20100423-00000060-fnn-pol.html