【福岡】女子中学生を使って派遣型風俗店経営、容疑の女逮捕

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福岡県警は20日、福岡市南区曰佐3、無職嘉悦里美容疑者(48)を児童福祉法違反(有害支配)容疑で逮捕した。

発表によると、嘉悦容疑者は1月、中学生だった少女(当時15歳)が18歳未満と知りながら、
複数回にわたって不特定の男とわいせつ行為をさせる目的で自宅に待機させた疑い。
「わいせつ行為はさせたが、18歳以上だと思っていた」と供述しているという。少女の両親が2月、
「娘が援助交際をしているようだ」と県警に相談して発覚した。

嘉悦容疑者は、女子中学生たちに携帯電話を渡し、出会い系サイトなどで見つけた客とわいせつ行為をさせる
無登録の派遣型風俗店を経営。1月に県内の路上で、中学生の1人に「時給8000円で働かないか」と声を掛け、
その後、友達を次々に紹介させて中学生数人を雇っていた。

中学生たちは、学校には登校せず、家族に「友達の家に行く」と言って、嘉悦容疑者宅に入り浸っていた。
出会い系サイトやテレクラで客が見つかると、嘉悦容疑者がホテルなどに車で送迎。
客から受け取った金はいったん回収し、一部を「給料」名目で中学生たちに払っていた。

中学生たちは「お金が欲しくてやった」と話しているという。県警は、
客についても同法違反(淫行(いんこう))容疑などで調べている。

(2010年4月21日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100421-OYS1T00171.htm